家事がしやすく生活動線の良さも考えた高性能住宅

 奥様はお仕事柄、住宅建築に触れる機会が多くマイホームに夢を抱いておられました。ご夫婦で土地をネットでいろいろ探されて、当社の分譲地を見つけられました。

家を建てるなら木を使った地元の工務店で建てたいと思われていて、ホームページで当社の木を使って建てた家が自分たちの要望に合いそうだと感じ、ご夫婦は当社にご相談していただきました。 　T様の奥様とご両親一緒に工事中の現場を見学され、真夏に窓を閉めきっているのになぜか暑くない、平屋なのにリビングの天井が高くできているなど、こんな家にしたいと理想をもたれていました。また、当社のモデルハウスも見ていただき、空間の遊びがおもしろいと評価をいただきました。

そして、ご両親ともどもこの土地がいいと判断していただき購入する運びとなりました。 　プランニングをするにあたり、初めは2階建てもお考えでしたが土地が110坪もあり、ゆったりとした敷地のため平屋建てで計画が始まりました。まず、奥様の要望をお聞きしました。外観は、こんな感じがいいとSNSで情報をいただき、以前、当社の現場見学で見られたリビングの天井が高いお家のイメージが良かったので、ぜひ取り入れたいと要望をいただきました。そして、平屋建でも天井高4.5mもあり、リビング・ダイニングだけで16畳もある大空間ができました。家も生活動線を優先したプランニングで、帰宅してからの収容、プライベートスペースの確立もできました。

床の材質もオークの幅広で厚み18ミリを使い重厚なイメージに仕上がりました。UA値（外皮平均熱貫流率）0.37W/㎡・Kと断熱性能に優れたお家ですので、冷房時は4.0KW（14畳程度）のエアコンで温度設定27℃程度でも家全体（35坪）を酷暑でも充分冷やすこともできています。 　

　これまでアットホームタナカの見学会に足を運ばれていたお客様から、今までのアットホームタナカの家と違うと好評価をいただきました。「互いにアイデアを出し合いながらつくり上げたこの家は、私たちとアットホームタナカさんの合作なんです。」という言葉には、満足度の高い家づくりができた喜びがにじみでているようです。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　山口の住まい vol.8掲載