海が見える、島が見える
この豊かさを生活に取り入れた
自然素材のこだわりの平屋
高台から見える眺望にひと目惚れしたお家作り。
家族4人と愛犬が心とカラダを心地よく暮らせる工夫が随所に。
この景色に包まれた暮らしは、晴れの日も、雨の日も素敵と思える感性を育むだろう。
玄関を開け、リビングに入る。初めてこの家を訪れた人は、ここで必ず歓声をあげてしまうはずだ。それはリビングに面した大きな窓いっぱいに瀬戸内海と大島、太華山、笠戸島、それに下松の市街地と180度の素晴らしい眺望が広がるからである。
T様は奥様と現在1歳の双子の兄妹と4人家族。それまではアパート住まいで、妻のお腹にいるのが双子であるとわかった時点で家を建てる決意をした。アパートが手狭になるのは明らかで、子どもの声や足音を気にせず、のびのびと育てたいという気持ちがあったからだ。
この80坪の高台の敷地が売りに出されたとき、下見に来たT様はその景色の良さに感激して即決した。ただ、当時は周囲が雑木林に覆われていてせっかくの景色の良さが台無し。自費で雑木林を伐採したおかげで視界が大きく広がり、この眺めが手に入ったのだという。
近郊のハウスメーカーや工務店のほとんどに資料請求をして下見をし、その中から決めたのはアットホームタナカ。住まいは木造と決めていたT様は、タナカの作る家が自然素材を使用していること、プランの自由度が高いことと、それにタナカで自宅を施工した知人の推薦もあって信頼を深めて決定した。
外観を見ただけでは2階建てのようだが、実は平屋。外観からはその向こう側に広がる景色が見えないため、リビングに入って初めて、サプライズ的な驚きがある。
スキマ風が入りにくく、冬寒くないお家だからできるオープン間取り
キッチンに立ったとき景色が見えやすいようにと設計してもらった
昼間はもちろん、夕方や夜景も素晴らしい。外からの視線がないため開放感は抜群
将来個室が必要になったとき、仕切りをつけてそれぞれのプライバシーを守る部屋とする
家族の衣類や靴、バッグ、アウトドアグッズまで収納できる玄関横のウォークインクローゼット
勾配天井が印象的なリビング。朝日を取り入れ、西日を遮ることにも役立っている
時間を追うごとに表情を変える海。癒しをもたらす景色を生かして
住まいnet山口 vol.7 掲載